医療法人藤和会 藤村病院

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医療法人藤和会 藤村病院
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「かかりつけ医」として、半世紀

「かかりつけ医」は、「最初に何でも相談できて」「365日いつでも診て」「ずっと同じ医者が続けて診て」「必要があれば最適な場所を紹介」するけれど、「最後まで診させていただく」のが、その具体的な役割です。
そして、この言葉は、私たちが云うのではなく、患者さんが与えてくださるものだということが、とても大切です。
1975年の開設以来、藤村病院は、この「かかりつけ医」という役割を何より大切にしてきました。

高度化、専門化する今日の医療は、より大がかりに、より細分化が著しくなっています。
そのような現在にあって、高齢の患者さんが増えれば増えるほど、一つの診療科では対処できず、多くの病気が絡み合って、その診断と治療の波に患者さんもご家族も翻弄される結果になっています。
専門診療という縦糸に、患者さんやご家族の生活、社会との関り、介護保険等の法的な仕組みはもちろんのこと、ご本人の能動的な意欲を大切にした横糸を通してこそ、プロフェッショナルな「かかりつけ医」の役割が完成できます。

プロフェッショナルな「かかりつけ医」として、このような取り組みを、これからも皆さんと共に、私たちスタッフも一緒に、歩んで行きたいと思っています。


「かかりつけ医」として、半世紀

「かかりつけ医」は、「最初に何でも相談できて」「365日いつでも診て」「ずっと同じ医者が続けて診て」「必要があれば最適な場所を紹介」するけれど、「最後まで診させていただく」のが、その具体的な役割です。
そして、この言葉は、私たちが云うのではなく、患者さんが与えてくださるものだということが、とても大切です。
1975年の開設以来、藤村病院は、この「かかりつけ医」という役割を何より大切にしてきました。

高度化、専門化する今日の医療は、より大がかりに、より細分化が著しくなっています。
そのような現在にあって、高齢の患者さんが増えれば増えるほど、一つの診療科では対処できず、多くの病気が絡み合って、その診断と治療の波に患者さんもご家族も翻弄される結果になっています。
専門診療という縦糸に、患者さんやご家族の生活、社会との関り、介護保険等の法的な仕組みはもちろんのこと、ご本人の能動的な意欲を大切にした横糸を通してこそ、プロフェッショナルな「かかりつけ医」の役割が完成できます。

プロフェッショナルな「かかりつけ医」として、このような取り組みを、これからも皆さんと共に、私たちスタッフも一緒に、歩んで行きたいと思っています。


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かかりつけ医としての
“総合診療医”の誕生

高齢社会が進む中で、これまで以上に患者様は単一の疾患ではなく複合的な疾患(例えば心不全+糖尿病+認知症+C O P D+膝関節症など)を多く持つようになりました。
それぞれの疾患に対して“それはウチの専門外です”と言わず、身体的にも多様なニーズを俯瞰的な視点でまるごと診る“ジェネラリスト”としての医師が地域に必要不可欠となっています。
そして、平成30年度新専門医制度開始時より、既存の専門領域にならび、“総合診療”が新たな専門領域として認定されました。
まさに私たち藤和会がやってきた“かかりつけ医”の専門性が認められた瞬間でした。

必要なのは、孤立・孤独に“寄り添う”支援

日本の家庭は少子高齢化により「核家族化」ではなく、「単独化」が進んでいるという実態があり高齢者の孤立を防ぐのが難しい社会となってきています。
だからこそ、家族や地域を超えて、共感する新たなコミュニティ、いわゆる「群れ」と、そこで「寄り添う」仕組みが必要です。

藤和会では、病院、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅での共同生活からご自宅で支えることのできる在宅医療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護など多様なフィールド/サービスがあり、何よりも多職種で、たくさんのスタッフと一緒という安心感があります。
この新しい群れ、共感しあえるコミュニティで高齢者の方々が、自ら新たな役割を見出し、主体性を取り戻し、人生を再起動できるように支援してきました。
これらの取り組みはご家族の負担軽減にもつながります。子供が親の面倒を見ることが「絶対」や「正解」ではなく、ご家族の生活にも寄り添いながら藤和会全体でケアの選択肢をご提案しています。
そして、ご家族をも含め、生活や人生を支援する事も、かかりつけ医としての総合診療医の役割と考えています。


必要なのは、
孤立・孤独に“寄り添う”支援

日本の家庭は少子高齢化により「核家族化」ではなく、「単独化」が進んでいるという実態があり高齢者の孤立を防ぐのが難しい社会となってきています。
だからこそ、家族や地域を超えて、共感する新たなコミュニティ、いわゆる「群れ」と、そこで「寄り添う」仕組みが必要です。

藤和会では、病院、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅での共同生活からご自宅で支えることのできる在宅医療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護など多様なフィールド/サービスがあり、何よりも多職種で、たくさんのスタッフと一緒という安心感があります。
この新しい群れ、共感しあえるコミュニティで高齢者の方々が、自ら新たな役割を見出し、主体性を取り戻し、人生を再起動できるように支援してきました。
これらの取り組みはご家族の負担軽減にもつながります。子供が親の面倒を見ることが「絶対」や「正解」ではなく、ご家族の生活にも寄り添いながら藤和会全体でケアの選択肢をご提案しています。
そして、ご家族をも含め、生活や人生を支援する事も、かかりつけ医としての総合診療医の役割と考えています。


藤村院長の座右の銘

座右の銘というより、エピソードに近い話し。
色々な問題が錯綜し、私自身が悩んでいたことがありました。
そんな時、かかりつけにして頂いている患者さんとの診察中の会話で
「先生、心配せんでもなるようになりますで」と。
「あ!」思わず目を啓いた思いでした。
生きている間、気をつけていても、思わぬ不幸に見舞われる時があります。
病気も、まさにその一つです。
なぜ自分だけがと憤り、悲観して悪い方ばかり考え、途方に暮れてしまう。
そんな患者さんを、医者は、問題解決の糸口を引き出し、病気を克服する道筋を示すことで歩み始めてもらえるようにするためには、「大丈夫、なるようになる」の気持ちをその患者さんと一緒に持って、診療していくことが何より大切だと思っています。

森井先生の
診療していて「やりがい」を感じる時

入院患者さんが元気になられて退院された時はもちろんのことですが、残念ながらお亡くなりになられた場合でもご家族から「よくみていただいてありがとうございました」とお言葉をいただいた時はとてもありがたく感じます。
患者さんやご家族に寄り添った診療を心掛けたいと思っています。

藤村院長の座右の銘

座右の銘というより、エピソードに近い話し。
色々な問題が錯綜し、私自身が悩んでいたことがありました。
そんな時、かかりつけにして頂いている患者さんとの診察中の会話で
「先生、心配せんでもなるようになりますで」と。
「あ!」思わず目を啓いた思いでした。
生きている間、気をつけていても、思わぬ不幸に見舞われる時があります。
病気も、まさにその一つです。
なぜ自分だけがと憤り、悲観して悪い方ばかり考え、途方に暮れてしまう。
そんな患者さんを、医者は、問題解決の糸口を引き出し、病気を克服する道筋を示すことで歩み始めてもらえるようにするためには、「大丈夫、なるようになる」の気持ちをその患者さんと一緒に持って、診療していくことが何より大切だと思っています。

森井先生の
診療していて
「やりがい」を感じる時

入院患者さんが元気になられて退院された時はもちろんのことですが、残念ながらお亡くなりになられた場合でもご家族から「よくみていただいてありがとうございました」とお言葉をいただいた時はとてもありがたく感じます。
患者さんやご家族に寄り添った診療を心掛けたいと思っています。

私たちが目指す “人生を診る医療”

かかりつけ医/総合診療医の重要な役割は、身体疾患の困り事を癒すだけではありません。病いにはその人その人特有の解釈や生活における影響があり、疾患の裏には心理的背景や社会的背景(例えば家族の問題、孤独の問題など)にこそアプローチすべき本質的な課題がしばしばあります。

総合診療医は、“心理的/社会的な課題もあるのではないか、この人はどのような人生を歩まれてきたのだろう”という、ある種の“おせっかい”な視点をもち、その人の人生における病いの意味を大事にします。
そして、病いによってズレが生じた患者様/ご家族の日常生活の再構築を目指し、伴走します。
それが私たちの目指す“人生を診る医療”です。


私たちが目指す
“人生を診る医療”

かかりつけ医/総合診療医の重要な役割は、身体疾患の困り事を癒すだけではありません。病いにはその人その人特有の解釈や生活における影響があり、疾患の裏には心理的背景や社会的背景(例えば家族の問題、孤独の問題など)にこそアプローチすべき本質的な課題がしばしばあります。

総合診療医は、“心理的/社会的な課題もあるのではないか、この人はどのような人生を歩まれてきたのだろう”という、ある種の“おせっかい”な視点をもち、その人の人生における病いの意味を大事にします。
そして、病いによってズレが生じた患者様/ご家族の日常生活の再構築を目指し、伴走します。
それが私たちの目指す“人生を診る医療”です。


総合診療医の多様な役割

皆さんはこんな事で困った経験はありませんか?

  • この痛みは内科に行ったらいいのだろうか?それとも整形外科?
  • 健康診断で複数の異常を指摘されたのだけど、全部相談できるところはない?
  • どこという訳ではないが、なんとなく調子が悪い
  • 最近、食欲が落ちているが検査では何も異常がないと言われた
  • 子育てと仕事が忙しく、体調が悪く気分もすぐれないが自分のことまで手が回らない
  • 自宅での介護に疲れてきたのだけど誰に相談すればいい?
  • 子供が朝起きられずに不登校になっている


総合診療医の多様な役割

皆さんはこんな事で困った経験はありませんか?

  • この痛みは内科に行ったらいいのだろうか?それとも整形外科?
  • 健康診断で複数の異常を指摘されたのだけど、全部相談できるところはない?
  • どこという訳ではないが、なんとなく調子が悪い
  • 最近、食欲が落ちているが検査では何も異常がないと言われた
  • 子育てと仕事が忙しく、体調が悪く気分もすぐれないが自分のことまで手が回らない
  • 自宅での介護に疲れてきたのだけど誰に相談すればいい?
  • 子供が朝起きられずに不登校になっている

藤村 周平 診療部長
(総合診療専門医/在宅医療専門医/新家庭医療専門医)

これらは私が総合診療医として診てきた方々の一部です。総合診療医は“それはウチの専門外です”と決して言いません。まずは受診された方々の訴え、困り事に耳を傾け、必要な対応をします。多くは総合診療医自身の対応で完結できますし、必要に応じて領域別専門の医師との窓口となり、シームレスな連携・紹介をします。また、学童期から高齢者の方々まで、幅広い年代の相談を受けられます。
併せて、私はこれまで在宅医療に長く従事し、在宅医療専門医も取得しています。在宅医療は、より生活の場に密着した多様なニーズがあり、総合診療医を活かせる場です。
自宅・施設に関わらず、訪問診療をご希望される方は気軽にご相談ください。


藤村 周平 診療部長
(総合診療専門医/在宅医療専門医/新家庭医療専門医)

これらは私が総合診療医として診てきた方々の一部です。総合診療医は“それはウチの専門外です”と決して言いません。まずは受診された方々の訴え、困り事に耳を傾け、必要な対応をします。多くは総合診療医自身の対応で完結できますし、必要に応じて領域別専門の医師との窓口となり、シームレスな連携・紹介をします。また、学童期から高齢者の方々まで、幅広い年代の相談を受けられます。
併せて、私はこれまで在宅医療に長く従事し、在宅医療専門医も取得しています。在宅医療は、より生活の場に密着した多様なニーズがあり、総合診療医を活かせる場です。
自宅・施設に関わらず、訪問診療をご希望される方は気軽にご相談ください。

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周平先生の診療をしていて「やりがい」を感じる時

“私が関わった事で良い方向に進んだ”と実感した時に、やりがいを感じます。
もちろんそれぞれの事例は、実際は患者さん自身やご家族の頑張りや意思決定、関わった多職種の方々のおかげ様で良い方向に進むのであって、“私だけの力でうまくいった”とは全く思いません。ただ、複雑困難な事例の中で、目の前に困っている方がいて、“私でしかできない役割”を全うし、困っていた方の一助になったと実感できた時に、とてもやりがいを感じます。

私個人の経験・医師という職業・総合診療医/在宅医の専門性を活かし、仲間と協力して、地域の方々の暮らしや生活がより良い方向に進むお手伝いができたら何よりです。


周平先生の
診療をしていて
「やりがい」を感じる時

“私が関わった事で良い方向に進んだ”と実感した時に、やりがいを感じます。
もちろんそれぞれの事例は、実際は患者さん自身やご家族の頑張りや意思決定、関わった多職種の方々のおかげ様で良い方向に進むのであって、“私だけの力でうまくいった”とは全く思いません。ただ、複雑困難な事例の中で、目の前に困っている方がいて、“私でしかできない役割”を全うし、困っていた方の一助になったと実感できた時に、とてもやりがいを感じます。

私個人の経験・医師という職業・総合診療医/在宅医の専門性を活かし、仲間と協力して、地域の方々の暮らしや生活がより良い方向に進むお手伝いができたら何よりです。

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